約 3,045,902 件
https://w.atwiki.jp/brainwiki/pages/50.html
トップページに公式へのリンクを表示するのみに変更
https://w.atwiki.jp/lenen_motoneta/pages/250.html
「ディバインパクト」 馬立ツグミのスペルカード、またはフラッシュボム。 チープ(cheap)ちゃちな、ちんけな。 ディバイン(divine)神聖な、神から授かった。 「チープインパクト」「ディバインパクト」競走馬「ディープインパクト」との言葉遊び。 ディープインパクト日本のサラブレッド。日本競馬史上2頭目となる中央競馬クラシック無敗三冠を達成し、日本調教馬として初めて芝部門・長距離部門で世界ランキング1位となった世界的名馬。 弾幕・技 「チープインパクト」 「ディバインパクト」 登場 鏈縁霊烈傳「チープインパクト」(2面 Easy/Normal) 「ディバインパクト」(2面 Hard/Unreal) 連縁天影戦記「チープインパクト」(フラッシュボム) 「チープインパクト」(2面 Easy/Normal) 「ディバインパクト」(2面 Hard/Unreal)
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2567.html
MMS戦記 外伝「敗北の代価」 「敗北の代価 11」 注意 ここから下は年齢制限のある話です。陵辱的な描写やダークな描写があります。 未成年の方は閲覧をご遠慮下さい。 □ 重邀撃戦闘機型MMS「リカルダ」 SSSランク 二つ名「ミョルニル」 オーナー名「春日 凪」♀ 20歳 職業 神姫マスター 真っ赤に燃え滾るヒートナギナタを振り回し,戦国時代の武将のように名乗りをあげるリカルダに対峙する神姫たちは、ぽかんを口を開けて呆然と立ち尽くす。 オーナー1「な、なんだァ!?あいつ!」 砲台型C「あれがSSS級の化け物神姫、リカルダか」 悪魔型「び、びびるな!!!敵は一騎だァ!!!」 一瞬、神姫たちに動揺が走ったが、すぐさま体制を建て直し、リカルダを取り囲むようにじりじりと移動する。 春日はバトルロンドの筐体に備え付けられているタッチパネルを操作し、状況を把握する。 春日「残り、88機!敵は3つの集団に分かれている」 春日はマーカーで3つのくくりを作る。 春日「まずは集団A、陸戦タイプの神姫を中心とした大集団、数は50、どうせこちらの速度にまともについていけない、適当につぶしておけ」 リカルダ「イエス」 春日「次に集団B!!空戦タイプの神姫を中心だな、数は1ダース(12機)、機種はアーンヴァル、エウクランテ、アスカが多いな・・・まずはこいつらから血祭りにあげろ、皆殺しだ!」 リカルダ「OK」 春日「最後に集団C・・・砲戦タイプの神姫ばかりだな!数は20、機種は戦艦型4隻、戦車型6両、砲台型10台!鈍亀ばかりだ、うまく誘導して同士撃ちにさせろ」 リカルダ「了解」 春日はバンっと筐体を叩く。 春日「見敵必殺(サーチアンドデストロイ)!!!見敵必殺だ!!立ちはだかるすべての障害を排除しろ!」 リカルダ「Sir,Yes sir MyMasterrrrrrrr」 ヒュイイイイイイイイイイイイイイイ リカルダのリアパーツに装備されている巨大な素粒子エンジンが緑色に輝く粒子を撒き散らし唸り声を上げる。 巡洋戦艦型A「奴を倒せば兜首だ!賞金を手に入れて富と名声を手に入れろ!」 装甲戦艦型A「支援射撃を開始する!全神姫突撃突撃ィ!!」 数隻の戦艦型神姫が主砲をリカルダに向けて発砲するのを皮切りに再び神姫たちが吼えるように声を上げて、武装を手に掲げてドッと津波のように襲いかかる。 神姫「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」 リカルダはまったく臆することなく、巨大な素粒子エンジンを全開に吹かして真正面から突撃を仕掛ける。 リカルダ「あは、あはっはは!!この程度の数の神姫でこの俺を倒せるとでも?笑わせるッ!!!」 轟とエンジンを轟かせてリカルダは燃え盛るナギナタを引っ掴んで迎え撃つ。 砂漠を砂埃を立ち上げて、真っ先に攻撃を仕掛けてきたのは、ハイスピードトライク型 アーク、ハイマニューバトライク型 イーダ、モトレーサー型 エストリル、クルーザー型 ジルリバーズのバイク使いの4神姫だった。 バイク使いの4神姫はリカルダの姿を認めると、ばっと散開し一斉に手持ちのマシンガンやキャノン砲、ハンドガンで射撃を開始する。 リカルダ「遅い遅すぎるぜ、それで速く動いているつもりか?」 リカルダは地面スレスレをホバリングするように砂山や岩を盾に攻撃を回避し、ズンと地面を強く踏みしめると、同時に地面に巨大な亀裂と穴が穿つ。 パンッと空気が爆ぜる音がしたと同時に、ハイスピードトライク型 アークの紅の武装が異常な形にくにゃっと歪みバラバラに分解されて吹き飛んだ。 □ ハイスピードトライク型 撃破 真横を走っていたクルーザー型のジルリバーズの目が見開かれる。 ジルリバーズ「なっ・・・」 ぐしゃぐしゃに潰れたトライク型の後から破壊音が衝撃波となって届く。 ドギャアアアアアアアアアン!! チカチカと何かが光ったと思った瞬間、モトレーサー型 エストリルの薄いピンク色の体が黄色い閃光に飲み込まれて爆散する。 □ モトレーサー型 撃破 ジルリバーズ「あ、あああ・・・」 彼女の眼前で瞬く間に僚機が沈む。 あまりにも速い、度外れた速さ、圧倒的な凄まじい破壊の力に彼女は驚愕し見届けることしか出来ない。前方でハイマニューバトライク型イーダが変形を解除し、大剣を構えて対抗しようと、リカルダに攻撃を仕掛けようとするが・・・ 次の瞬間、ジルリバーズの横を薄緑色の塊が軽々と宙を舞いすぐ脇を通りぬけていく。 風が唸る。 ゴキン 鈍い金属音が聞こえる。その音の正体を最初は理解できなかったが、崩れ落ちるバラバラになった自分の体がジルリバーズの視界に移ると意味を理解した。 ジルリバーズ「は・・・はや・・・速すぎる」 □ クルーザー型 ジルリバーズ 撃破 ズドンズドンズドン!! 戦艦型神姫の砲弾がリカルダの周囲に着弾するが、リカルダはまったく意に介さず無視する。 リカルダ「おいおい、なんだ?その動きは舐めているのか?あああん?的撃ちじゃねーんだぞッォ!!!!!」 リカルダは顔を歪ませて新たな敵に向かって突進する。 音速を超え、超高速の剣戟に、対峙する神姫たちはまったく捕捉しきれなかった。 悪魔型「うおおおおおおおおおお!!」 巨大な刀を携えた悪魔型が雄叫びを上げて強化アームを振りかざし突撃するが、リカルダは悪魔型が刀を振るう前に胸部を突き殺す。 □ 悪魔型 ストラーフMk-2 撃破 間髪いれずに今度は巨大なハンマーを携えた白い悪魔型とソードを構えた黒い悪魔型が躍り出るが、リカルダは副腕のレールキャノンをくるんと廻して、胸部を正確に撃ちぬく。 □ 悪魔型 ストラーフ・ビス 撃破 □ 悪魔型 ストラーフ 撃破 脇を小柄な2体の神姫が槍と剣を携えて飛び出してきたが、リカルダは2体まとめて燃え盛る紅蓮の炎を纏ったヒートナギナタで文字通り薙ぎ払った。 □ 夢魔型 ヴァローナ 撃破 □ 剣士型 オールベルン 撃破 樹脂の溶ける焦げ臭い不快な匂いを撒き散らして四散する2体の神姫。 リカルダの強烈な攻撃の様子はさながら嵐のようであった、音よりも速いリカルダの攻撃は空気を引き裂き、爆ぜ、対峙する全てのものを打ち砕く。 次々に撃破のテロップが流れる。 まるで音楽を奏でるかのようにリカルダは縦横無尽に戦場を駆け回り、刈り取るように神姫を撃破していく。 □ 犬型 ハウリン 撃破 □ 猫型 マオチャオ 撃破 □ リス型 ポモック 撃破 □ フェレット型 パーティオ 撃破 □ ウサギ型 ヴァッフェバニー 撃破 □ 騎士型 サイフォス 撃破 □ 侍型 紅緒 撃破 □ 花型 ジルダリア 撃破 □ 種型 ジュビジー 撃破 □ サソリ型 グラフィオス 撃破 春日「30、31・・・」 春日はにやにやしながら腕を組んで数を数える。 怯えた白鳥型が大剣を盾に悲鳴をあげて後ずさるが、リカルダは大剣をガードの上から叩き割った。 ズン・・・ 真っ二つに引き裂かれた白鳥型の表情には驚愕の念が浮かんでいた。 彼女は決して弱い部類の神姫ではなかった。数多の戦場を先陣切って誉高く駆け、敵を討ち取ってきた武装神姫である。 だが、違う。 こいつは違う。 一刀両断されて始めて違いに気がついた。 こいつは普通じゃない。 白鳥型「ば・・・化け物め・・・」 □ 白鳥型 キュクノス 撃破 春日「32!!総数の3分の1を殲滅した、残り68!さっさと片付けるぞ」 春日は筐体の画面を操作して状況を把握する。 リカルダ「だめだ、弱すぎる・・・お話にならない」 参加していた神姫のオーナーたちはたった数分間で100体いた神姫の3分の1が潰滅した事実にただ言葉も無く息を呑む。 いま眼前で繰り広げられた戦い、リカルダの桁ハズレの強さ。 次々となすすべもなく撃破されていった仲間たちを見て陸戦主体の残った神姫たちは完全に戦意を喪失して、武装を放り出して逃げ始めた。 カブト型「だ、だめだァ!!こんなの勝ってこないよ!」 クワガタ型「ひ、ひィいいい」 ヤマネコ型「やってられるかよ!!!」 がしゃがしゃと手持ちの武器を捨てて逃げようとした瞬間、後方からチカチカと青白い光が瞬く。 建機型「!?」 ドッガアズガズッガアアン!! 装甲戦艦型A「撃て撃て!!撃ちまくれェ!!」 巡洋戦艦型A「逃げる奴は敗北主義者だ!!!敵もろとも攻撃しろ!!!」 重装甲戦艦型A「奴を倒せば1億円なんだぞ!!断じて引くな!!後退は認めん!!」 数隻の戦艦型神姫が味方もろとも無差別に砲撃を始め、瞬く間にフィールド内は阿鼻叫喚の地獄絵図に変わった。 ドンドンッドオドドン!!ズンズウウン・・・・ カブト型「ぎゃあああああああ!!」 虎型「ウワァ!!」 丑型「いやああああああああああ!!撃たないで撃たないでェ!!!!!」 猛烈な艦砲射撃がリカルダと周囲にいる神姫たちを巻き込んで行なわれる。 戦艦型の取り巻きの戦車型、砲台型も味方を撃つことに戸惑っていたが、手段を選んでいる場合ではないと悟ったのか、一緒になって見方もろとも攻撃を始めた。 □ 建機型 グラップラップ 撃破 □ 虎型 ティグリース 撃破 □ 丑型 ウィトゥルース 撃破 □ ヘルハウンド型 ガブリーヌ 撃破 □ 九尾の狐型 蓮華 撃破 次々とフレンドリーファイヤーの表示が出ながら撃破のテロップが踊る。 瞬時に周りは地獄と化した。その光景は凄惨そのものだった。目の前で多くの神姫たちが生きたまま焼かれ、重症を負い、そして粉々に砕かれて宙を舞った。 ズンズンズン・・・・ ものすごい爆煙と砂埃で砲撃地点は黒茶色の巨大なキノコ雲が立ち上り、ボンボンと神姫が爆発する音と赤い炎が巻き起こる。 上空を数十機の航空MMSが心痛な面持ちで眺めていた。 天使型「下は地獄ですね」 セイレーン型「うわあァ・・・」 ワシ型「イカレ野郎もろとも吹っ飛ばしてしまえ!!」 ワシ型が手を掲げてファックサインをする。 ドッギュウウウム!! 戦闘機型「おぐ・・」 戦闘機型の胸部を黄色い閃光が貫き、爆発する。 □ 戦闘機型 アスカ 撃破 爆煙と砂埃の中から勢いよくリカルダが飛び出し、真っ赤に燃え盛るヒートナギナタでワシ型MMSを一刀両断で切り捨てる。 □ ワシ型 ラプティアス 撃破 リカルダ「コイツァ最高だぜ、ふ・・・恥も外聞もなく味方もろとも攻撃してくるとはなァ・・・」 リカルダは笑いながら次々と航空MMSをハエのように叩き落としていく。 □ コウモリ型 ウェスペリオー 撃破 □ 戦乙女型 アルトレーネ 撃破 天使型「このおおおおおおおおおおおお!!」 天使型の一機が、上空からライトセイバーを構えて突撃してくるが、 リカルダは最小限の動きで回避し後ろを取る。 リカルダ「はずしやがったな!まだまだガキの間合いなんだよ!」 天使型「そ、そんな!!うわああああ!!」 ズッドン!! □ 天使型 アーンヴァル 撃破 天使型の頭部を跳ね飛ばした次の瞬間、リカルダを含む周囲の航空MMSたちにむけて葉激しい強力なレーザー砲の一斉射撃が加えられる。 ビシュビシュウウビッシュウウウウン リカルダ「おわっ!!」 あわててリカルダが回避する。 ズンズンズン!! □ 天使型 アーンヴァル 撃破 □ 天使型 アーンヴァル・トランシェ 撃破 □ 天使型 アーンヴァルMk-2 撃破 □ 戦闘機型 アスカ 撃破 リカルダの回りを飛んでいた航空MMSを強力なレーザーが貫き、空中に炎 出来た光球を作る。 重装甲戦艦型「ヘタクソォ!!貴様らどこを狙っている!!」 巡洋戦艦型A「ウルセェ!てめえが撃てっていうから撃ったんだろがァ!!!」 装甲戦艦型A「畜生畜生!!」 装甲戦艦型B「ひゃっはああーーー!!!もうだめだァ!!」 巡洋戦艦型B「なにをしている攻撃の手を休めるな!!!」 またしても後方にいる戦艦型神姫の一群が味方もろとも巻き込むのも承知の上で砲撃を加えてきたのである。 1度ならず2度までも、味方を巻き込む非道な攻撃を行い続ける神姫たちに観客たちはブーイングを鳴らす。 観客1「お前らさっきからナニやってんだよ」 観客2「このクズヤロウ!!さっさとしとめろ!」 観客3「誤爆誤射ばっかりやんてんじゃねーんだぞ!!このダボォ!!」 観客4「こいつらさっきから味方撃ちしかしてねえーーーーー」 観客5「なにがしてーんだよ!!このクソヤロウ!!」 グラスやゴミをフィールドにいる戦艦型に向かって投げつける観客たち。 オーナー1「うるさい!野次馬ァ!!」 オーナー2「黙れ黙れ!」 オーナー3「どーしようが俺たちの勝手だろ!」 オーナー4「戦いに誤射誤爆はつきものだろが・・・ボケが!」 オーナー5「装甲戦艦!!副砲撃て!!!あの野次馬連中を黙らせろ!!」 装甲戦艦型B「了解、モクヒョウ カンキャクセキ 撃ちかたーーーーーーーーーはじめ!!」 あろうことか、戦艦型神姫のうちの一隻が観客席に向かって副砲で発砲しはじめたのである。 ズンズンズズン!! 観客1「うわあああああああ!!撃ってきたぞ!!」 観客2「キャアアアアアアアアア!」 観客席の2階の中央のテーブルに砲弾が命中し、料理が爆発して飛び散る。 ドガアアアン!! 2階の観客席で春日たちの戦いを観戦していた神代の顔にべちゃっりとケーキのクリームが降りかかる。 脇に立っていたルカが悲鳴をあげる。 ルカ「きゃああ!!マスター大丈夫ですか!!」 神代が顔に付いたクリームを手で拭き取り舌でぺろっと舐めて片つける。 神代「大丈夫だ、問題ない」 バトルも観客席も戦艦型神姫の無差別な艦砲射撃で大混乱になる。 司会者の東條があわててマイクで放送を行なう。 「観客の皆さんはフィールド上の神姫にモノを投げないでください!!フィールド上の神姫は観客の皆さんに攻撃しないでください!!危険です」 フィールドにいる戦艦型が反論の激を飛ばす。 巡洋戦艦型A「最初に攻撃してきたのはアイツラだろ!!これは正当な反撃行為!自衛のための防衛行動だ!!」 装甲戦艦型B「戦艦に喧嘩売るとは上等じゃねえか!!ぶっ殺すぞ!!!!」 観客3「こいつらなんとかしろよ!!」 観客4「危ない!!危ない!!危ないよ!!」 観客5「おまえらは一体誰と戦ってんだ!!このボケカス!!」 春日はアッハハハと大声を上げてパンパンと手を叩いて喜ぶ。 春日「すばらしいこれこそ混乱だ!!戦場に混乱はつきもの!!最高じゃないか!!」 リカルダ「さあて・・・と残りはC集団のみ、ちゃっちゃと終わらせてやろう」 リカルダはヒュヒュンとナギナタを振り回し、突撃する用意に移る。 戦艦型神姫の一群と戦車型、砲台型が多種多様な砲口をリカルダに向ける。 戦車型A「パンツァー1より全パンツァーへ、敵は高速戦闘に特化した航空MMSだ、対空榴弾装填!!穴だらけにしてやれ」 戦車型B「パンツァー2了解」 戦車型C「パンツァー3了解」 戦車型D「パンツァー4了解」 砲台型A「砲撃モードに移行!焦るなゆっくり狙って確実に当てろ!」 砲台型B「畜生!ブチ落としてやる」 砲台型C[負けネーゾ] 重装甲戦艦型「全艦、全砲門開けェ!!火力で磨り潰せッ!!!!」 巡洋戦艦型A「火力とパワーはこちらの方が上だ」 装甲戦艦型A「一億円は俺のものだ」 巡洋戦艦型B「くそったれ、やってやる」 装甲戦艦型B「蜂の巣にしてやる」 ギラギラと目を光らせる大砲を主兵装備とする武装神姫たち 。 戦艦型神姫は巨大な体に据付けられた主砲をゴリゴリと動かす。一撃でも命中すれば神姫を粉々に粉砕できる強力なレーザー砲を搭載し、全身に対空機関砲とミサイルを装備している。単純な火力だけでは戦艦型神姫は最強クラスの戦闘能力を有する。また分厚い装甲に守られ、撃破するのは非常に困難だ。 戦車型神姫は戦艦型とはいかないまでも、強力な戦車砲とそれなりの厚い装甲を備えている。また何台かの同型の戦車型とコンビを組んで安定している。 砲台型もがっしりと地面に腰を下ろし、砲撃モードに移行し、優秀なFCSによって高い命中率と速射性能を有した滑空砲を搭載し待ち構える。 大型の戦艦型神姫、中型の戦車型、小型の砲台型のバランスの取れた鉄壁の布陣で、リカルダを待ち構える20機あまりの重武装の神姫たち。 リカルダとは対照的に、機動性を完全に最初から捨てて、がっしりと待ち構える神姫たちに隙はなかった。 こいつらは、味方ですら遠慮なく攻撃する下種だ。だが、その分勝つことには躊躇せず破壊的なオーラを纏っていた。 間違いなく強敵、そう感じ取った春日は内心、ほくそ笑んでいたが、命令を下す。 春日「大砲屋風情が調子に乗るなよ・・・リカルダ!!遠慮はいらん!!攻撃しろ!」 リカルダ「イエス、イエスマイマスター」 ぐっと身を固めるリカルダ。 さっきまで野次を飛ばして騒いでいた観客たちも一斉に押し黙る。 そしてひそひそと話し声がもれる。 観客1「まさか本当にあの砲火の前に突っ込むんじゃないよな?」 観客2「ありえんだろ?あの完璧な布陣になんの策もなしに突っ込むのは自殺行為だ」 観客3「あの陣形は点や線の攻撃なんて生温いものじゃない、面での攻撃だ」 観客4「面制圧か・・・この猛砲撃を掻い潜って奴らを殲滅できるとしたら、文字通り化け物だ・・・そんな神姫がいるのか?」 To be continued・・・・・・・・ 次に進む>[[]] 前に戻る>「敗北の代価 10」 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/888.html
● 三毛猫観察日記 ● ◆ 第一話 「猫、飼いました」 ◆ 「よぉ虎太郎、約束の物を持ってきたぜ」 大学の学食で雑誌を読んでいると、アキオが話しかけてきた。 「おひさし。変なものを頼んで悪かったな。見つけるの大変だったろう?」 「いやいや、お前にはウチのサンタ子の神姫パーツでいつも世話になってるからな。 これくらい何でもないさ」 そう言いながらアキオは、ショルダーバッグから30センチぐらいの箱を取り出し、 テーブルの上に置いた。 「コイツがその神姫だ。注文通りCSチップに性格情報がインプットされてないのだぜ」 箱の中身は、犬型神姫ハウリンの素体だった。 俺の名は高槻虎太郎。去年大学に合格して上京、安アパートで一人暮らしをしている。 実家は車・家電・その他もろもろの修理工場。つまり「何でも修理屋」だ。ガキの頃から 工場を手伝っていた俺は機械いじりが得意で、稀に神姫の調整なんかもやっている。 目の前にいるのは徳田アキオ。俺と同じ大学の2年で大企業の御曹司。共に神姫同好会 (まだ三人だけ)の会員だ。入学当時の「ある事件」で知り合い、俺は神姫が嫌いなのに 強引に入会させられ…まぁこの話は別の機会にでも。 「しかし虎太郎が自分で神姫を育ててみたいって言った時は、正直、耳を疑ったぜ?」 「なんだよ、お前の影響なんだぜ?まぁ食わず嫌いのままってのもアレだしな」 「それにしても性格のインプットからやりたいなんて、エラい極端なヤツだな」 「どうせならトコトンな。上手くすれば心理学ゼミの発表に使えるかもしれないし」 これから俺がやろうとしてるのは「ネット情報が人の育成に与える影響」の実践。つまり 性格設定がされてない神姫をネットに直結し、その情報の中で偶発的に性格のインプットを 行おうというものだ。無論、ただ直結しただけでは情報を処理しきれないので、人間の 精神成長の過程を模して、それぞれの各段階ごとに対応した情報フィルターを掛ける。 その為のプログラムはもう用意してある。 「後はこの神姫にPC接続用のニードルコネクタを取り付けるだけなんだ。クレードルじゃ 転送速度とか間に合わないからね。手首から飛び出すようにするつもりだから、手間は そんなに掛からないと思う」 「それじゃ予定通りに、半月後にはこの子の勇士が見れそうだな。小暮にも言っとくよ」 小暮君というのは、今年同好会に入ったもう一人の会員だ。 「ああ、二人で期待して待っててくれ!」 ○6月1日(金) ハウリンへのニードルコネクタ取り付けも終わり、いよいよ実験開始の日を迎えた。 部屋の隅のちゃぶ台にクレードルを置き、神姫をセットする。PCから伸びたケーブルを 手首から飛び出ているニードルに接続した。PCは既に起動している。 「頑張ってくれよ…よし、プログラム・スタート!!」 ○6月3日(日) プログラムは順調に作動中。計算では今頃3歳ぐらいの精神構成を行っている筈。 あ、七五三とかひな人形とかの用意をするべきだろうか? ○6月7日(水) もう7歳ぐらい。俺はこの年ぐらいから親父に工場の手伝いをやらされ始めたんだ。 安心しろ我が娘、お前にはそんな苦労はさせないからな(涙 ○6月15日(金) 予定通り、12歳のところまで来た。明日はいよいよ本起動の日。アキオがサンタ子を 連れて見に来る予定。あ、そういえば名前を考えていなかった…アキオの神姫、サンタ型 「サンタ子」みたいに「犬子」って名前にするのもねぇ…明日までに考えておくか。 「リューネさん、って言うんですか…早くお話をしたいですねっ!」 アキオの神姫「サンタ子(本名)」が、クレードルに横たわっているリューネの顔を ニコニコしながら覘いている。 「サンタ子の周りの神姫って、小暮の砲台型「小春」だけだったからな。 友達が増えるから嬉しいんだろう」 「ええ、アキオさん!」得意のメイドさんスマイルでニッコリ。 「そう言えば小暮君、今日は定期検査の日だって?」 「あぁ、ホントに大変だよな…来られなくて残念がってたよ」 「そっか…」 今年入学した小暮君はIQが高い天才児。だが産まれつき体が弱く、小さい頃から入退院を 繰り返してあまり学校に行けなかった。そんな感じだから友達も居なかったらしい。だから 同好会で出合った砲台型神姫の小春は、彼にとって大切な友達となったんだ。 「まぁ月曜日に学食で顔合わせをしよう。しかし、早くサークルに昇格して部室を 貰わないとなぁ。いつまでも学食が部室代わりってのは寂しいな」 「最低条件の三人は確保したんだから後は実績か。自治会の出した昇格の条件って、 同好会のメンバーがセカンドリーグ入りすることだったよな?」 「まかせとけ!このままなら年内にはサンタ子はセカンドだぜ!」 いつの間にかアキオの傍に来ていたサンタ子が誇らしげに胸を張っている。 実際サンタ子は強い。悪魔型だけは苦手だが、それでも勝率は7割を超えている。 セカンド昇格は時間の問題だろう。 「よし…それじゃ本起動するぜ!」 「おお~遂にヤルか!」「すっごい楽しみです!」 PCのキーボードを押す指が少し震える。さて、どんな子に育っているかな… 内気な子?ヤンチャな子?怠け者?乱暴者だけはイヤだな… さぁ、起き上がるんだ! 横たわっていたリューネが小さく震えた。そしてゆっくりと上体を起こす。 周りを見回して俺を見つけると、頼りない足取りで近づいてきた。そして目の前で 立ち止まり、涙目でこう言ったんだ。 「コタロー、ずっと逢いたかったの………アタシよ、三毛猫のミアだよ!!」 アキオとサンタ子には帰ってもらった。 とりあえず大きく深呼吸。そして自称ミアを名乗るハウリンを見る。 ちゃぶ台の上で俺を見つめているその仕草は、本当に「ミア」そっくりだ。 「ミア」というのは昔飼っていた三毛猫の名前だ。…中学の頃に死んでしまったが。 PCを操作して昔の日記データを引っ張り出す。 『ミアの観察日記』。そこには楽しかったミアとの思い出が詰まっていた。 ミアの写真。ミアの動画。ミアの成長記録。そして…ミアの遺影。 どうやらこの神姫はこのデータを読み取ってしまったおかげで、自分のことをミアの 生まれ変わりと思ってしまったらしい。 「あ、これアタシの昔の写真ね!」いつのまにか隣にミアが居た。 そして俺の背中をよじ登り、首にしがみつく。ミアの悪い癖だ。 …勿論コイツはミアじゃない。このデータをコピーしただけだ。それは解っている… 「痛いから止めろって、昔から言ってるだろ!」首を掴んで引っぺがし、PCの隣りに置く。 「調べ事してるんだから大人しくしてなさい!」 「は~い」不機嫌そうに丸まってしまった。 日記を読んでみる。 小学校の帰り道にミアを拾った事。 ミアが猫風邪をひいてしまい、心配で学校をサボった事。 発情期でうるさくて眠れなかった事。 ミアと一緒に家出をした事。 クラブ活動から帰ってくると、ミアが車に轢かれて死んでいた事。 最後のページには(完全に忘れていたが)こんな事を書いていた。 「ミアは天国にいきました。でも人間に生まれ変わって、そして僕と結婚するんだ」 目玉がでんぐり返る気がした。そしてミアが一言。 「早く人間になってコタローと結婚したいなぁ~!」 部室代わりの学食に集まる俺たち同好会の三人。 その隣のテーブルの上では、ミアとサンタ子と小春が仲良くおしゃべりをしている。 どうやら三人とも仲良しになったらしい。 「それじゃ先輩は、ミアちゃんを今まで通りの方法で育てていくんですか?」と小暮君。 「ああ、これはこれで実験結果の一つには違いないし、最終結果はまだ出てないからね」 「実験対象、ですか…」ちょっと不満そうに呟く。 「まぁまぁ、神姫の育て方なんて人それぞれだし、大切にさえすればいいんじゃね?」 「それはそうですけど…」アキオの言葉にも納得してないようだ。 「大丈夫だよ、だってコタローはミアちゃんのこと愛してるんだもん。ね~コタロー!」 急にミアが周りに聞こえるぐらいの大声で言った。(ヤメテクレ) そして俺の方に寄ってきて、腕にほっぺたをスリスリしてくる。(ダカラヤメテクレ) 「あはっ、ミアちゃんカワイイですねぇ~、でもハウリンってよりはマオチャオみたい!」 機嫌を直した小暮君が、優しい目でミアを見つめる。 「自分の事を完全に猫だって思い込んでいるからねぇ」 「これは仮の体だから何でもいいのぉ。将来人間になってコタローと結婚するんだから」 (みんなの前で言うなぁ~~~~~~~~~!!!!) ○6月21日(木) コンビニから帰って、とりあえずミアを胸ポケットからクレードルに移す。 するとミアは自分からニードルコネクタを接続し、ネットにダイブした。最近はネット 空間で1時間ぐらい遊ぶのが日課になっている。 もう性格の設定は終わったから、フィルタープログラムとかは起動していない。 さすがに変なHPとかはブロックするようにしてるが、基本的には本人まかせだ。 良く言えば放任主義ってところか。 ○6月24日(日) 今日は小暮君と、アキオの高級マンションにお邪魔した。8月に行われる公式大会の 打ち合わせに来たのだ。と言っても大会に参加するのはアキオのサンタ子だけなのだが。 隣の部屋では、豪華な神姫用ドールハウスの中でミア達三人がお茶会ゴッコをしている。 後でミアに同じ物をねだられそうで怖い。 とりあえずサンタ子の調整も兼ねて、みんなで7月下旬に行われる三人一組の小さい 非公式大会に出ることになった。実はミアを戦わせることなんて全く考えていなかったが、 ミア本人がノリ気なのでやらせてみることにする。 ○6月30日(土) ミアが昨日の夜からダイブしっぱなしだ。心配になったので強制的に接続を切る。 何をしてたのか聞いてみると、ネットで碁の対戦をやっていたそうだ。 何でも頭を使う対戦ゲームにハマっていて、昨日は将棋をやっていたとのこと。 対戦結果を見て驚いた。殆ど全勝じゃないか…コイツひょっとして天才なのか? ○7月2日(月) 今日はネットで戦略ゲームをやっていた。これも殆ど全勝。やっぱ天才かも。 でもオマエ、ゲームのやり過ぎだ!「ゲームは一日一時間」を言い渡す。 ○7月5日(木) ミアがウィルスに感染してしまった。(セキュリティソフトは入れてあったのに) 言語関係のデータがやられた。かなり強力なヤツらしい。とりあえず機能停止させる。 ○7月7日(土) アキオの教えてくれた業者にミアを連れていって、とりあえずウィルスは駆除できた。 同じことが起こらないように、ミアにウィルスやハッキングの情報を十分に与えてみた。 あとは自分で学んでいくだろう。…これが元で自分がハッカーになったりして(笑 ○7月10日(火) このバカ、本当にやりやがった。(※添付ファイル:「WhiteHouseHP.jpg」) 一週間のダイブ禁止令を出す。少し頭を冷やしなさい! ○7月13日(金) 試験も終わり夏休みになったので、そろそろミアの武装に本腰で取り組むことにした。 アキオが用意してくれたのは素体だけだったので、今までミアは武装をしたことが無い。 俺はハウリン装備を改造するつもりで図面まで引いていたのだが、本人はどうしても マオチャオ装備が良いといって聞かない。仕方が無いので神姫ショップで猫装備を購入、 図面も引きなおすことにした。 ○7月21日(土) 明日は大学の近所にある商店街で「三人一組神姫大会」が行われる。リアルバトルだが ペイント弾・ウレタン武器を使った模擬戦なので、そんなに危険なことは無いはず。 サンタ子と小春は準備万全だが、ミアは装備完成の遅れもあってマオチャオ装備での 訓練時間が少ない。ちょっと不安だ。当日は3対3の団体戦、ミアが足手まといに ならなければいいが。 第二話 激闘!あおぞら商店街! へ進む 三毛猫観察日記 トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1266.html
降雨、豪雨、風雨、雷雨。 「カンナっ、いそげ!!」 「わかり切ってる事言わないで!!」 急げだなんて、当たり前だ。だって秋子が泣いてる。あのツクハちゃんも、泣いてる。今間に合わなかったら、“友達”を救えなかったら、私は絶対後悔するから。だから、当たり前だ。ただ走るだけ、悲劇を止める為に。 『・・・それにしても遅いわね、その相原って子』 「遅いって言っても、秋子が来てから10分も経ってないけど? 大体アタシ達待ち合わせの時間なんて知らないんだから、秋子が早く来ただけかも知れないよ?」 『甘い!! 例え待ち合わせが何時であろうと、相手より早く来るのがオトコの甲斐性ってモンでしょ!!』 イヤホン越しに熱弁するアニーちゃんをそこそこにあしらい、アタシはまた物陰から駅前に立つ秋子を覗き見る。結局、押し切られてアタシは友達の尾行なんてしちゃっている。後でばれたら怒るだろうな秋子。 『それにしてもあなたの親友、初デートの割に冴えない格好よね。確かに男っ気無し』 胸ボタンにつけた小型カメラで映像もあっちに送られているからって、今度は秋子のダメ出しに入るアニーちゃん。確かに、秋子はジーンズにスニーカー、それと地味めなパーカーだけ。デート、と言われると飾り気は足りないと思う。 「でも・・・、何気にお気にのブレスとかしてるし、普段から考えれば十分張り切ってるよ、秋子は(下手するとジャージで出歩く位だし)。大体、場所が場所だから」 『ああ、そう言えば場所のチョイス自体が問題だったわね。確かに神姫センターでミニスカは無意味だわ。あれ・・・どうやら張本人が来たみたいよ』 言われて見回すと、確かに相原君らしき人影が秋子に近付いてきた。服は秋子に輪をかけてラフ。デートと言うより遊ぶ気満々みたいだ。あ! もう一言二言も交わさない内に駅に入ってちゃった! 見失う前に追いかけないと!! 2人の後に飛び乗った電車に揺られて十数分、降りて徒歩数分。目的のヒメガミ神姫センターに辿り着いた。場所は一応知っていたけれど、実際目にしてみると結構大きい。そして予想以上に混んでいる。 『ここは正式規格のリアルバトルフィールドを設置しているから、ファーストランカーの試合もよくあるのよ。だからね』 「そのリアルバトルとか、ファーストランカーって何なの? アタシやったこと無いから判らないんだけど」 『公式神姫バトルはサード、セカンド、ファーストってランク付けされててね、ファーストランカーはそのてっぺんのランクに居る奴の事よ。それから、神姫バトルは神姫を壊さないようバーチャルでのバトルが主流なんだけど、ファーストだけは破壊の危険もある現実でガチの殴り合いするって暗黙の了解があるのよ。プライドがどーとかこーとかで。で、それが出来る施設がここにはあるという訳』 「殴り合い、かあ・・・」 そんな事、みんな良くやるなって思う。もし、それがロウだったら、アタシは・・・ 『ところで、見失っちゃうから早く追いかけてよ』 「え!? ああ゛っ!!」 人ごみを掻き分け追いつくと、何故か2人は案内看板の前で立ち止まっていた。口論してる?(あ、しているのは秋子じゃなくてポシェットから顔出したツクハちゃんの方か)。ええと、右手がバトルスタジアムで、左手がショッピングモールみたい。 『うっわ~、相原って子、ツレにウインドウショッピングもさせない気? ホント判って無いわね』 「え、でもショップって武装とかを売ってるだけでしょ? 秋子は欲しがらないんじゃないかなぁ」 『甘いわね。その角の方見てみなさい。ここは普通の神姫用服飾の店舗もあるのよ』 あ、アニーちゃんの言うとおりに、そこには人形服みたいなのが沢山並んだお店がある。あれって猫型だっけ?神姫がちゃんと売り子してる。へえ、こういう店もあるんだ。私も後で寄ってみよう、ロウが喜びそうなものもあるかも。 『大体、ショッピングなんてオンナノコが一番輝く時じゃない? 眺めてるだけでも色々うはうはだし、こうどれが似合うーだの甘酸っぱい会話とかしちゃったりすれば一気に進展ってなるのに、それを見逃すなんてホント勿体ないったらああもう・・・』 「アニーちゃん、言い方微妙におっさん臭いよ」 『あたしはどっちだっていいのよ。よし、こうなったら奥の手よ!! アニーちゃん3秒ハッキング!!』 「え? なにを・・・!?」 明音、警告音、赤光。 “只今、バトルスタジアムサーバーに障害が発生致しました。誠に申し訳ありませんが、機能復旧までしばらくの間、バトルスタジアムは使用停止とさせて頂きます” 『これでイヤでもショッピングに行くでしょ』 「・・・アニーちゃん、どうやったのか知らないけど、力技すぎ」 「あれ!? いきなり何だよ? スタジアムがダメになったってのか?」 「ふ~ん!! ショップ寄りたいしゅーこちゃんを無視した甲斐性ナシにバチが当たったんです~!!」 「・・・行きたいって言ったのはツクハの方でしょう?」 法善寺に諌められても、彼女のツクハって言う神姫は俺に喰いかかるのをやめない。ホントにマスターと対照的な神姫だよな、面白いけど。 「タケヤ少尉、どちらにしろ、現状のままここに留まるのは得策とは言えません。彼女の提言を推奨いたします」 頭の後ろから声。今までなりを潜めていた俺の神姫、フォートブラッグのフォトンがナップザックからやっと顔を出してきた。 「フォトン、ずっと中で何してたんだ?」 「センサーユニットの調整です。破損しているMGシステムの代替措置を、バトルまでに完璧にしておくべきと考えました」 「ホント真面目だよな、おま・・・」 「あっ!! あなたがフォトンちゃん? うっわ~っいです!!」 「あっちょっ、ツクハ!? あう!?」 「え? おわっ!?」 法善寺がヘンな声を上げたと思えば、あっという間に白緑の神姫は彼女をよじ登り、俺の肩口に飛び移ってきていた。今その小さい腕が目に刺さりそうで危なかったってば。 「つーはツクハです! フォトンちゃん、以後よろしくです♪ らぶ~です♪」 「はい、よろしくお願いいたします、ツクハ様」 「様なんて他人行儀いいですよ~♪ これから親密になるですから♪」 「・・了解です、ツクハ」 「ちょと俺の上で暴れるなって!」 「とりあえず、移動しましょう。・・・恥ずかしいから」 落ち着いて周りを見れば、周りの視線が痛かった。 法善寺がモール内にベンチを見つけ、肩で暴れている2人をつまみ下ろしてから腰掛ける。さっきからずっと法善寺の神姫はフォトンにべったりだ。 「はう~、やっぱり写真よりずっとカワイイです~♪」 「ホントに面白い性格してるな、法善寺の神姫」 「・・ごめんなさい相原君。フォトンちゃんも」 「いえ、本日はツクハと親交を深める為と少尉に指示されておりましたから」 「・・真面目ね」 「真面目といえば法善寺だろ。ま、神姫を学校に持ってきたのはびびったけど」 「コラ~! しゅーこちゃんをいじめるなです~! しゅーこちゃんがつーを学校に連れてってくれるのにはエーゲ海よりもふか~い訳が・・・」 「判ってる。だから言わないって。でもカッコいいよな、そういうの」 「・・・」 急に法善寺が黙る。俺、何か悪い事言ったかな? でも俺は実際そういう神姫を大事にしてるのっていいなって思ったんだ。今までの仲間ってあんまり神姫を友達みたいにしなかったし、やっぱ女子の方がそういう風に接するのかな? 良くわかんないけど。 「ねーところで、フォトンちゃんってなんでコイツを少尉って呼ぶです?」 「だってその方がカッコいいだろ? じゃあお前は何がいいんだよ?」 「そーですねー、メディコとかいいです!! 愛の治療で手取り足取り腰取り・・ぐふふ・・・」 「・・・ツクハ、ヘンな笑い方しないの」 「法善寺は、参謀って感じだよな。頭良いし」 「え!? あ、うん・・・」 「・・・法善寺様、照れておられるのですか?」 「? フォトン、それってどういう事?」 「・・・」 良く判らないけどともかく法善寺は照れているらしい。さっき黙ったのもそうか。ああ、きっと今まで神姫仲間が居なかったから、こういうの慣れてないのかもな。 「・・・やっぱりアンタはつーの敵です」 「差し出がましいようですが、少尉はもう少し女性の心への配慮を覚えた方が良いと思われます」 「フォトンまで、なんだよソレ」 “サーバーのメンテナンスが終了致しました。只今より、バトルスタジアムの使用を再開致します” 「スタジアム、直ったって。行ってみましょう」 「え~! まだお買い物してないですの~!!」 「ツクハ、我侭はやめてよ。買い物は後でも行けるでしょう。相原君、何か見たいものがあったんでしょう」 「うん、今日はファーストランカーの試合が幾つかあるらしいからな。あ、そうだ、時間があったら俺のフォトンともバトルしてくんない?」 「いや、それは・・・」 「ばっかもの~!!!! オンナノコを争いに駆り立てるなんてそんなフトドキモノは全員死刑です!!」 「はっ!? 武装神姫がバトルするのは普通・・・」 「問答無用!!!」 「・・・ごめんなさい相原君、ツクハは神姫が好きすぎて戦わないの」 「そうなのか? ・・・まあ、そんな神姫がいたって・・・」 「Ho―、Ho―、Ho―・・・」 投擲、飛、接触、芥。 「あん? ゴミぃ!? お前か、コレを投げた奴は! なめた真似してくれるじゃねえか!!」 「え!?」 立ち上がった途端に怒声が飛んで来た。振り向けば、それは(言っちゃ悪いけど)鼻ピアスの似合わない革ジャンを着た太目の人だった。手にしているのはガムか何かの紙くずみたいだ。 「いや、俺はそんなもん知りません!」 「知らねえ訳があるか!! 飛んできたこっちの方には、お前たちしかいねえんだよ!! ガキが女連れて調子乗ってんのか!!」 「ちょっと、彼女は関係ないし、そんな物を投げた覚えも無いって!」 「そうですっ!! コイツはともかくしゅーこちゃんにインネンふっかけるたぁこのつーが許さないですよブタ野郎!!」 「ちょっとツクハ、煽らないで!!」 「ああん? 神姫が息巻いてんじゃねえぞコラっ! 痛い目・・・」 「吉田、その位にしておけ。人目があるんだぞ」 「山田、だがよ・・・」 「だから“人目を気にせずにツブせる”やり方にすればいいんだよ。判るだろ?」 激怒寸前だった太目の人を、後ろから今度は短髪で細身の人が引き止める。この人よりまともそうな格好に見えるけれど、目つきがヤクザみたいで怖い。その目がぎろりとこっちを向いた。 「君、連れがヘンな疑いをかけてすまなかったな。ちょっとこいつ、さっきのバトルでファーストランカーにこっぴどくやられて気が立ってたんだよ」 「ああ、はい・・・」 「だが、実際このままだとお互いの気が晴れないのも確かだ。君たちも神姫やっているようだし、ここは一つバトルで決着をつけないか? 俺達はリアルバトル主体なんだが、今日はあまり戦ってくれる相手が居なくて、な?」 寒気のする視線。丁寧に見えるけれど、俺達は思いきり脅迫されている。“リアルバトルを受けなければ酷い目に遭う”って。でも、バトルを受けたって無事に済むワケないし、フォトンはこの前のバトルの損傷が残っているし、法善寺を巻き込むことには変わらない。どうすりゃいいんだ・・・ 「当然ですっ!! オマエら凸凹コンビの鼻をヘシ折ってやるですよ!!!」 「ってまた法善寺の神姫!? 受けたら・・・」 「あの、今のは私の神姫が・・・」 「受けるか。じゃあスタジアムの方へ行こうや」 法善寺が弁解するスキも与えずに、2人は歩き去ってしまう。 「相原君、御免なさい。庇ってくれたのに。ツクハ、自分の言った事が判ってるの?」 「大丈夫ですよ! つーはヤローには一切手加減しないのです!!」 「戦うのって、神姫よ? ツクハは女の子を傷つけるなんて出来ないでしょう?」 「・・・あ。」 「ともかく、バトルは俺のフォトンで何とかするから。行けるか、フォトン」 「・・・戦力的には圧倒的に不利です。ですが、今回の主目的はマスター達の安全の確保であり、自分が敗北すれば事態は収拾する為問題ありません」 「馬鹿っ!! お前が壊れるだろ、そうなったら!!」 「そうですっ!! つーが居る限りそんな事させません!! フォトンちゃんもしゅーこちゃんも、ついでにオマエも全員無事でらぶ&ぴーす!!」 やけに自信たっぷりに宣言する法善寺の神姫。神姫と戦えないのにどうして・・・ あれ?そう言えば、じゃあどうして法善寺はこいつに戦闘経験があるなんて言ったんだ? 「・・・私は、あなたにこれ以上戦わせたくない。あんなになるまで」 「しゅーこちゃん、大丈夫ですよ。最近はつーも“説得の仕方”判ったですから」 不安げな俺たちの顔を見ても、尚も根拠の無い余裕で笑う彼女。だけどさ、何でかその姿がカッコよく見えて、俺は・・・ 「任せて・・いいのか?」 「アンタはその代わりしゅーこちゃんをちゃんと守るのですよ? 逃げたら去勢してやるです!!」 「・・・ツクハ、下品。相原君、本当にごめんなさい、ツクハが・・・」 「いやいいって法善寺。え~とツクハだったよな、約束する。法善寺は俺が守る」 「当然です!!」 俺は、こいつなら信頼してもいいって思えたんだ。 けど、そのバトルが無かったらなって、俺は後悔する事になる。 目次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2551.html
MMS戦記 各種設定用語集 その1 MMS戦記に登場する各種世界観の設定や用語を紹介します。 非公式バトルロンド 神姫センターやゲームセンター以外で行われる非公式のバトルロンドのこと。 違法性の強い、危険なバトルロンドや犯罪行為に相当する非公式のバトルロンドのことを一般的に指す。 これらのバトルロンドは取り締まられることもあるが、警察内部の腐敗もありそれほど熱心には取り締まられていない。特に西日本は大手MMS企業が半ば公然と非公式会場まで用意して開催しており、非常に強い勢力を誇っている。 MMSは、社会に多大な影響をもたらしたが、そういったMMSは2030年代後半にはかなりの数が普及し、全国に相当数の神姫センターが作られるようになった。だが公式の一般的で健全なスポーツ大会などの大衆娯楽に飽きてしまったマスターや神姫が多いことも手伝って、瞬く間に地下の非合法の間に浸透していった。 非公式地下バトルロンドの会場には様々だが、以下のようなものがある。 廃墟となった大型建築物 倉庫、ホテル、ビル、学校、工場、炭鉱 等 上記のような廃棄された建築物で即席に行なわれることもあるが、こういった所で行なわれる非公式バトルははっきり言ってしまうと、「粗末」に尽きる。 設備も整っていない、衛生上好ましくない、立地的に不便などの理由で開催されるのは地元のはぐれ神姫オーナーやMMS暴走族など、金銭面であまり優れてない低所得のオーナーが集まることが多い。したがってバトルも神姫も低レベルなことが多い。粗悪なイリーガル神姫や低レベルな違法カスタマイズされた神姫などが幅を利かせている。 暴力団、マフィアが管理する非公式会場 繁華街地下、ラブホテル、神社、寺、裏バトルロンドセンター、貨物船改造裏センター 等 暴力団やマフィアなどの裏組織が運営する、ある程度の設備が整った非公式会場。そこそこの規模で正規の神姫センターとさほど大差ない、また立地的にも優れている所が多く、金銭的にもお手ごろではある。また暴力団の用心棒などが目を光らせており安心して違法な非公式バトルロンドを楽しむことが出来る。金銭面に普通のオーナーが集まることが多い、神姫のレベルやバトルも標準レベル。イリーガル神姫はたまに見るくらいでほとんどはそこそこ名のあるランカーMMSや公式大会に出た強神姫などが多い。 企業、富裕層、特権階級が管理する非公式会場 高級ホテル、リゾート地、無人島、大型豪華客船、小規模都市 いわゆるお金持ちご用達の非公式会場の中でも最高級の会場である。 有り余る資材と金銭をかけて贅沢に作られた会場で、設備は完璧で中には宿泊施設まで備わっており十二分に神姫バトルを楽しむことが出来る。ただ参加するだけでもかなりの金銭が必要で、バトルの賭け金も他の非公式会場とは比べ物にならないほど高額である。中には豪華客船を丸々バトルロンド会場に仕立てたあげた移動式神姫センターともいうべき豪華客船が外国船名義で何十隻も存在するとも言われている。 参加する神姫は二つ名持ちのSSS級、SS級、S級はざらで、中にはMMS企業が開発したカスタム強化したMMSや新型MMS、試作神姫など強力無比な神姫が多い。 リアルデスバトル 実弾入りの重火器を用いて戦う、文字通りのリアルファイト。参加する神姫のギャラも、賭けの配当が高いが、MMSを破壊するだけでなく、CSCを完全破壊することも厭わない殺し合いである。 一応、観客保護用のバリケードも出てくるものの、流れ弾に当たって観客が殺傷するケースも多い。しかし、そんな危険と隣り合わせの緊張感でさえも観客に興奮と刺激を与えるものとなり、実戦での緊張感が伝わってくるといわれる。 基本的に1対1で戦うルールだが、場合によってはハンディキャップマッチも組まれることがあり、大規模バトルロンドでは強ランカーMMS1体 対 通常MMS100体 という超変則マッチが組まれるようなハンディキャップマッチが行われることも多々ある。 他にも泥レスに近いダートバトルに、複数神姫のチームによるバトルロイヤルなどいろいろなものがある。また、この手の非公式バトルロンドではよくある観客や審判の目を盗んでの反則行為や、八百長によるイカサマも後を絶たない。 このような非公式の地下バトルロンドはMMS企業が開発したカスタム強化したMMSや新型MMS、イリーガル神姫の実験場としても用いられた。 マッチメイカー 参加するMMSのオーナーは出身も様々だが、大半は公式の神姫センターやバトルからあぶれた荒くれ者であるケースが多い。そういった人材を発掘し、自分の専属選手にするのが各地の街に属するマッチメーカーである。マッチメーカーは強力な神姫の発掘と育成、試合交渉や取組の決定なども行うが、闇のMMS商人出身者も多く、また、人を簡単に騙すというイメージもあるので、一般的にイメージはあまり良くない。勿論、人間が出来ているマッチメーカーもいるが、タチの悪いマッチメーカーは参加するマスターや神姫を食い物にした後に放置し、犯罪に巻きこまれてしまうケースも多い。 賭け試合 非公式バトルに参加するオーナーは、戦いの緊張度を高めるために「賭け」を行うことが基本ルールとなっている。 賭けるものはなんでも構わない。 過去に賭けに出された物の一覧 金、証券、貴金属、土地、ビル、臓器、美術品類、自動車、漁船、事務機器類、牛、書籍、女、工場、銃火器、武装神姫、会社、ミイラ、人口衛星、島、名簿帳、同人誌、恐竜の化石、旧式潜水艦、などなど 多いのは「金」「高価な武装神姫のパーツ」等など、多種多様だが、若い女性が金銭目的で大金を賭けて、自分には金がない場合は、体を差し出す場合がある。無論そのような勝負に敗北することが、それがどういう意味かは、わざわざ語るべくもない。 そのような危険な賭け試合であるが、手軽に大金を入手することができるので、若者や青少年に人気が高く、社会問題にもなっている。特に未成年の女性が勝負に負けて暴行を受けてしまう事件が後を絶たない。 関西の神姫と関東の神姫の相違点 一般的に大阪の神姫と東京の神姫は色々な点で異なる点がある。 その1 周波数 まず、大きな点として神姫が使う周波数が違う。 冷蔵庫や洗濯機など家電製品を使用する場合,関東では50ヘルツ,関西では60ヘルツと電力の周波数が違う。これは,日本で初めて発電が始まったときの経緯による。明治29年,東京電灯(東京電力の前身)はドイツのAEG社から50ヘルツの発電機を購入したが,その翌年,大阪電灯(関西電力の前身)はアメリカのGE社から60ヘルツの発電機を購入して操業を始めた。以来100余年,新潟県の糸魚川から静岡県の富士川を結ぶラインを境として,50ヘルツと60ヘルツの地域に分かれてしまった。その後,周波数を統一する動きは何度かあったが,そうするとどちらかの地方の電気製品は使えなくなってしまう。。第二次世界大戦直後、復興にあわせて商用電源周波数を統一するという構想があったが、復興が急速に進んだことで実現がほぼ不可能になってしまったとされる。2011年3月11日に発生したマグニチュード9.0を記録する東北地方太平洋沖地震と津波が発生し、日本各地に甚大な被害がもたらされたときにも周波数の違いで関西と関東で電力を共有か出来ない事態が発生したことがあるにもかからわず、21世紀から四半世紀たった現在も統一は多難で、この問題は後のMMSたちにも非常に大きな影響を与えてしまった。 周波数を統一するには一方あるいは両方の地域の発電機を総て交換しなければならない(あるいは応急処置的に発電する段階で周波数を変換する設備を組み込み、それを通す)うえ、周波数を変更する際に停電が伴ったり、さらに周波数に依存する機器(後述)を交換するかそれに対策を施す必要があるため現実的には殆ど不可能に近い。 さて、武装神姫であるが、主に関西の神姫は標準周波数60Hzの武装パーツを使用し、関東の神姫は標準周波数50Hzの武装パーツを使用する。 ここで大きな問題となるのは、関西の神姫と関東の神姫は武装パーツの交換が出来ないということである。 一般に電化製品には電源周波数を指定して設計・製造されているものがある。神姫も同じで、周波数の異なる地域で利用する際には部品交換や改修が必要となる。また、改修に対応できず、買い換えを余儀なくされることもある(神姫によっては改修するより新規購入の方が安価である場合も考えられる) だが例外もあり、大型の武装神姫「戦艦型MMS」「航空母艦型MMS」などの通常の神姫の数倍の大きさの神姫には、高効率化・低消費電力化などを目的にインバータを用いて製品内部で周波数変換しているものも多くある。これらは一般に電源周波数に関係なく使用できる(いわゆる「ヘルツフリー」と呼ばれる。) このため、神姫オーナーが引越し(例えば東京から大阪)の際には、利用している神姫の表示(銘板)や取扱説明書で対応周波数を確認し、引越し後にそのまま利用できるか、あるいは改修が必要か確認することが重要である。大型MMSには「50/60Hz」と記載されていれば、そのままかあるいはMMSのハードで周波数で切り替えることで、どちらの周波数でも利用できる。 電動機を搭載した武装の場合、50Hz・200V、60Hz 200/220Vという表記をしたものが一般的であるが、極まれに60Hz200V時に起動不良問題が起こる。 これはコイルのインピーダンスが周波数に反比例し入力電流が減少し起動トルクが低下するためである。電源電圧を220Vに近くする、プーリーやギヤ比を換える、あるいは60Hz用に設計した機器を使うなどの配慮が必要である。 こういった点があるため、関西と関東では同じ神姫であっても武装の共有化が出来ないので、文化的、種類的にもまったく別系統の進化が起きてしまっている。 その2 文化 これは良く言われている事ですが、関東では右側が追越車線、関西では左側が追越車線です。 重い武装などを持っている神姫を追い越す場合などは、大抵の場合、武器は右手に持つ人が多いので、関西の方が追い越すのに武器にぶつかる事が少なく合理的な様な気もするが・・・ただ、広島や九州は関東と同じで右側が追越車線です。道路のルールに習うならば、右側が追越車線? そのため、戦場で乱戦状態になるとこの追い越しの車線の変更でまとめておかないと大きな事故になったりぶつかったり洒落にならない事態になることが起きる。 細かいことだが、けっこう重要だったりする。 マ*ドナルドの呼び方関東ではマック 関西ではマクドです。 ヨメ vs かみさん関西の皆様は自分の愛神姫を『うちのヨメ』とおっしゃいます。関東では、『うちのかみさん』と呼ぶことが多い様です。 ただ、ネットで「~は俺の嫁」というフレーズが流行ったため『うちのヨメ』といういい方が圧倒的に多くなってきている。 言語の違い 言い出すときりが無いが、関東と関西では言葉の違いが激しいため、神姫同士での意思疎通が出来ない場合が発生する。 そのため大阪にいる神姫と東京にいる神姫は、文化的(ソフト)にも武装的(ハード)にも相容れないので、お互いがお互いを嫌ったり差別したりするといった問題が発生している。 性質の違う神姫が突然出会えばお互いに警戒・威嚇をするのは当然といえば当然のこと。 ほとんどの神姫は元々集団で生活して縄張り意識が強い。普段、関西にいる神姫と関東で暮らす神姫は縄張りが重なることはほとんど無いが、マスターが神姫を連れて関東の神姫センターに出かけるとそこの神姫の縄張りに入ることになる。そこで関西の神姫と関東の神姫は激しく反発するという単純な理由。 本当は仲が悪いからケンカをするのではなく、知らない相手だからケンカをする。だから関西の神姫と関東の神姫が小さい頃から一緒に育てると特に警戒心を持たず、仲良く遊ぶことも多い。 関西と関東で神姫の性質や性格、モノの考え方や文化面があまりにも違うので、マスターたちは戸惑うことが多いようだ。武装や戦術もここ数年で大きく変化してきている傾向が見られる。 ちなみに、バトルロンドで関西の神姫と関東の神姫が戦うと、問答無用の凄惨な戦いが発生することがしばしばあるので、注意が必要である。 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/horngelion/pages/23.html
セカンドインパクトは、『世紀末ホルンゲリオン』の世界で発生した、大規模災害。 「セカンド」という名称は、月生成時に起こったとされるジャイアントインパクト(セカンドインパクト後はこれをファーストインパクトと数えている)に次ぐ、2回目の全地球規模の危機をもたらした隕石衝突であることによる(ただし隕石衝突というのは、秘密結社パーレによる偽装である)。 歴史 2012年12月23日、北極に10センチメートルに満たない未知の物質でできた極小の隕石が、光速の95%のスピードで落下。その質量は7.86×1022トンに達し、そのまま地球中心核を貫通し、南極へと抜けた。洪水、津波、海水面上昇、噴火、地殻の変動、地軸の変動などの環境激変をきたし、初期に極付近を中心に約35億人の死者が出た。この落下はかつてないものであり、落下の様子が衝突7分前に日本のアマチュア天文学者、篠田明義によって観測された。 この「災害」により両極には直径約60kmの巨大な穴が生じ、そこから大量のマグマが噴出して北極大陸ができた。また、これによって両極の氷が融解し、また陸地が増えたことにより海水面が上昇、多くの沿岸都市が海中に沈んだ。また、地軸の移動によって緯度が変わり、北極は太平洋ハワイ諸島付近に、南極はアフリカ大陸東部付近に移動した。 一連の自然的災害による死者は40億人以上と推測され、およそ50の国家が滅亡した。 真実 セカンドインパクトの原因について国際連合は、セカンドインパクト調査委員会の調査に基づいたものとして公式発表したが、それは秘密結社パーレによって情報操作されたものである。HORV職員などの情報筋には、葛城調査隊による南極で発見された「第1使徒ソーシャ」の調査中に謎の大爆発を起こしたと説明されていたが、それすらも欺瞞情報であり、実際には人為的に引き起こされたものである。パーレと碇ゲンドウらがこの葛城調査隊を利用して、他の使徒が覚醒する前にアダムをロンギヌスの槍を使い卵にまで還元しようとした際に、副次的に発生したエネルギーによりもたらされたものであったとされる。なお、葛城調査隊に同行していた隊長の娘葛城ミサト(後の特務機関NERV 作戦課長)は、この事件を最も近くで目撃した調査隊唯一の生存者であり、その際、1体の光の巨人がホルンを吹いているのを目撃している。
https://w.atwiki.jp/ps4borderbreak/pages/760.html
[部分編集] 2020年6月22日実装。周囲にニュード粒子を散布して起爆し、衝撃の高い爆発を起こす吸着式地雷。起爆時間は一律0.5秒 転倒判定が実ダメージの3~5倍で行われる(武器毎に異なる、未検証)という、極めて高い転倒倍率が特徴。 武器詳細テキストにはニュード粒子と書かれているが、属性自体は爆発100%。 リムペット方式で何処にでも吸着し、設置後は「ピロ、ピロ」と電子的な音を発する。 起爆方式は近接信管かつ感知範囲は球状全方位で8mの半径があり、罠としては非常に広い。ただし設置から感知(起爆準備開始)までに1秒ほど(具体数値は未検証)かかる。 また、感知範囲は地形を貫通している。曲がり角を曲がる寸前の敵機を感知して、曲がり切った敵の横っ腹にクリーンヒットさせる事もできる。 一方で薄い壁・天井・床の裏側など、明らかに爆風の届かない位置の敵機に反応して暴発する事故も起きうるので注意。 見た目の大きさからしてインパクト抜群のデカさ。どうやって携帯収納してたんだこれ? 使用感としては「どこでも付く代わりに、目立つようになったジャンプマイン」といった具合。つまりジャンプマイン同様に、感知から爆破までのタイムラグのせいで相手に逃げられる、感知後でも流れ弾に当たると起爆前に消し飛ぶといった弱点を抱えている。 長所のハズの感知範囲の広さも、反応の良いプレイヤー相手だとむしろ致命傷を狙いにくくなってしまうので、痛しかゆしといったところ。 最速クラスの脚部で高出力ACやマルチXを吹かして突破してきた場合、長距離の直線上に置くとほぼ被害ゼロで通過されるリスクもある。 踏むor目の前を通るなどでほぼ確実にスペック通りの威力を与えるヘヴィマインや只と比較すると、ダメージ源としてはやや信頼性に欠け、ベース防衛に用いるには不安が残る。 そして、本武器の最大の特徴である高い転倒倍率は、必ず有利に働くわけでは無い諸刃の剣。 起爆タイミング次第では妨害するどころか相手の移動を大幅に助けてしまうため、設置位置にはより一層の注意が必要となる。 凸ルート上に設置したら逆に利用されて、通常は踏破できない魔法のルートが開通…というのはマップに左右される面があるにしても、 味方をノックバックで妨害しつつ敵凸を低いダメージでコア側に弾き飛ばすことは十分あり得る話。 特にネソス2階ベース前に仕掛けようものなら、下手すればベース傘下へ頭からダイブしつつ「かかったな!罠支援ッ!これが我が『コア凸経路』だ…!」なんて笑えない事態にもなりかねない。 運用方法としては、防衛は防衛でもリムペットボムでやる様な自己防衛的な戦法がマッチする罠になっている。 自機を狙ってきた敵機を設置個所にうまく誘い込んで、マインで転倒したところに主武器でトドメを刺すのが基本戦術。 移動妨害やベース防衛が目的なら、「自動ドア裏」「リフト終点」「パワーパウンダーの真上や着地点」といった、脚が止まる場所を意識するといいだろう。 「ここはすもうのめいしょ」である高層サイトで転落死を狙うのはもちろん、段差を連続垂直ジャンプで登る地形の途中に仕掛けて叩き落とすのもオススメ。 自貼りできるので南斗人間砲弾も可能。カタパから直接プラントに乗り込めるようなMAPなら、カミカゼ特攻を仕掛けるのも悪くないかも。 耐久力は4000。実装時は支援副武器設置物の中で硬めであったが、アップデートにより他が硬くなってしまったため特長が消えてしまった。 以下余談。微妙に支援の動きと噛み合っていないこの武装、そもそもは故・狙撃兵装の副武器であったものが遊撃移行時にスリケンディスクシューター共々移ってきたものである。 つまり本来想定されている使用方法は似ていると前述した様にジャンプマイン亜種みたいなものであり、凸屋迎撃用の防衛罠として用いられる支援副武器とは根本的に噛み合っていないのはそれが原因。 自衛能力高めなのもおそらくは潜入工作に使われることを想定していたのだろう。支援の本分をかなぐり捨てることになるが、敵プラント単独制圧用にいかが? [部分編集] インパクトマイン系統 属性 爆発100% 名称 型番 重量 威力 装弾数 爆発半径 リロード 性能強化 インパクトマイン P6N-N 180171 83008632 1×5 22m22.9m 1秒 ①重量 171②爆発半径 22.9m③威力 8632 インパクトマインS P6N-S 200190 72007560 1×6 25m26.3m 1秒 ①重量 190②爆発半径 26.3m③威力 7560 インパクトマインV P6N-V 230218.5 1290013674 1×4 21m22.3m 1秒 ①重量 218.5②爆発半径 22.3m③威力 13674 [部分編集] + 調整履歴 調整履歴 インパクトマイン 2020/11/17(Ver.3.05)装弾数1発×4 → 1発×5 起爆時間0.75秒 → 0.5秒 耐久値3000 → 4000 2021/06/09(Ver.3.09)威力7300 → 80007592 → 8320 2022/12/20(Ver.3.18)威力8000 → 83008320 → 8632 爆発半径半径21m → 半径22m半径21.8m → 半径22.9m 感知範囲半径7m → 半径8m インパクトマインS 2020/11/17(Ver.3.05)装弾数1発×5 → 1発×6 起爆時間0.75秒 → 0.5秒 耐久値3000 → 4000 2021/06/09(Ver.3.09)威力6100 → 70006405 → 7350 2022/12/20(Ver.3.18)威力7000 → 72007350 → 7560 爆発半径半径24m → 半径25m半径25.2m → 半径26.3m 感知範囲半径7m → 半径8m インパクトマインV 2020/11/17(Ver.3.05)装弾数1発×3 → 1発×4 起爆時間0.75秒 → 0.5秒 耐久値3000 → 4000 2021/06/09(Ver.3.09)威力11800 → 1250012508 → 13250 2022/12/20(Ver.3.18)威力12500 → 1290013250 → 13674 爆発半径半径20m → 半径21m半径21.2m → 半径22.3m 感知範囲半径7m → 半径8m [部分編集] インパクトマイン インパクトマインS インパクトマインVP6N-N P6N-S P6N-V ©SEGA インパクトマイン 敵機を感知すると起爆性のあるニュード粒子を散布し、衝撃性の高い爆発を引き起こす特殊地雷。投擲すると接触物に吸着する。損傷力は低いが、敵機の体勢を崩しやすい。 系統初期型。(アケ版と一緒なら)転倒倍率3.0倍。 平均装甲±0%の相手に対して15.8m以内(3凸16.7m以内)で転倒発生。 確実性に欠けるくせに、当たっても怯み程度で終わってしまうことが多い。 壁に仕掛けられるようになった代わりに、弱体化した初期ジャンプマインといった感じの使い方しかできないので、器用貧乏な面が目立つ。 音がかなり目立つので「同じ場所に2個重ねればいい」とも言えないのが難しいところ。 重量180で支援副武器としてはなかなかの軽さではあるが、これだけを理由に採用するのは考え物。 インパクトマインS ニュード粒子の散布をコントロールすることで、攻撃範囲と衝撃性を向上させた特殊地雷。敵機の体勢をより崩しやすくなった反面、直接的な損傷力は低下している。 威力減と引き換えに、装弾数増&半径拡張でお馴染みのS型。転倒倍率は(アケ版と同様なら)4倍。 平均装甲±0%の相手に対して18.9m以内(3凸20.2m以内)で転倒発生。 PS4版調整で威力、範囲共に増加した結果、詳細テキストに恥じない広域衝撃を獲得。 ダメージに対しては全く期待できないが、転倒判定においては後段のV並みの強力な判定を持っており、怯みまで考慮すれば最も体勢異常を狙いやすくなっている。 プラント戦なんかで嫌がらせに撒くのならこれがおススメ。 なお、相変わらずAC吹かした凸麻には余裕をもってスルーされてしまう模様。 インパクトマインV 高圧のニュード粒子を大量散布することにより、衝撃性と損傷力の両立を実現させた特殊地雷。敵機に十分な損傷を与えられるが、重量化により所持数は限られる。 威力特化のV型。転倒倍率は(たぶん)4倍~5倍。 平均装甲±0%の相手に対して18.1m以内(3凸19.4m以内)で転倒発生。 平均装甲+50%の相手に対して15.3m以内(3凸16.5m以内)で転倒発生。 威力はたっぷり1万を超えており、3凸が直撃すれば軽量機の即死が狙える大威力。 当たれば3凸フルロージーだろうがダウンすること間違いなしの強転倒判定で、あらゆる敵をなぎ倒してくれるはず。 そう、当たれば。 系統中では最も敵を吹き飛ばしやすいが、爆発半径が系統最低で最も避けやすいというマイナスが大幅に足を引っ張っている。 PS4版調整で威力、範囲ともに強化されてはいるが、結局「足を止めなければそのままスルー可能」という点が変わっていないので、対凸トラップとしては相変わらず扱い辛い。
https://w.atwiki.jp/winningpost9-2022/pages/96.html
サイアーライン ディープインパクト ダノンバラード トーセンラー リアルインパクト ディープブリランテ トーセンホマレボシ ワールドエース ヴァンセンヌ キズナ ラストインパクト エイシンヒカリ ミッキーアイル ダノンプラチナ サトノダイヤモンド ヴァンキッシュラン シルバーステート ミッキーグローリー アルアイン サトノアレス Saxon Warrior 系統確立可能種牡馬 種牡馬名 地域 特性 確立後 因子1 因子2 生年 種牡馬開始年 引退年 備考 ディープインパクト 日本 無 無 瞬発力 瞬発力 2002 2007 2019 2017年に自動確立 ダノンバラード 日本 無 2008 2015 トーセンラー 日本 無 2008 2015 リアルインパクト 日本 無 勝負根性 2008 2016 ディープブリランテ 日本 無 勝負根性 2009 2013 トーセンホマレボシ 日本 無 2009 2013 ワールドエース 日本 無 2009 2016 ヴァンセンヌ 日本 無 2009 2016 キズナ 日本 無 パワー 瞬発力 2010 2016 ラストインパクト 日本 無 2010 2018 エイシンヒカリ 日本 無 スピード 2011 2017 ミッキーアイル 日本 無 スピード 2011 2017 ダノンプラチナ 日本 無 瞬発力 2012 2019 サトノダイヤモンド 日本 無 スピード パワー 2013 2019 ヴァンキッシュラン 日本 無 2013 2017 シルバーステート 日本 無 2013 2018 ミッキーグローリー 日本 無 2013 2020 アルアイン 日本 無 勝負根性 2014 2020 サトノアレス 日本 無 2014 2020 Saxon Warrior 欧州 無 2015 2019
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5625.html
pop n music 専用コントローラ コンパクトモデル 【ポップンミュージックせんようコントローラ コンパクトモデル】 CSポップンのコナステ版となるポップンミュージック Livelyに対応したコントローラ。 2023/07/14に公開と同時にコナミスタイルで予約が開始され、2023/07/29に発売となり順次発送された。 定価は16800円(税込み)。 コンシューマーの専用機器であるポップンコントローラ2(ポップンコントローラ)より横幅が少し狭い大きさで、pop n music 専用コントローラ プレミアムモデルを設置するのが環境的に困難な家庭向けとなっており、収納性・省スペースで優れている。 スタート・セレクトボタン(2ファンクションボタン)の位置がポップンコントローラ2(ポップンコントローラ)と異なり、右黄の右側(右白の右上)に設けられている。 また、プレミアムモデルと同じくBluetoothを搭載(現時点で対応サービスは無し)。 この商品の発売に伴い、キャンペーン期間中(2023/07/14~2023/10/11 10 00)に購入した場合に限り、以下の特典が付く。 商品購入後に、メールにてシリアルコードおよびシリアルコード入力ページの案内で、シリアルコード入力し特典を選べる仕様となる。 同時に発売記念としてPASELIのキャンペーンも行われる形となっており、PASELIでこの商品を購入した人を対象として、抽選で550名にPASELIとして還元される(A賞(5本):16800円全額還元、B賞(50本):500円還元、C賞(495本):100円還元)チャージコードが付与される(チャージ期限は2023/12/31まで)。 商品・キャンペーンが発表された時点では内容が不明だが、pop n music Lively スタートアップセレクション 楽曲パック vol.3が今後登場することが決まっている。 特典一覧 特典1~5の中から1つを選択する形で、加えていずれも共通特典でLivelyチケットが20枚付属する。 項目 特典内容 特典1 楽曲パック「pop n music Lively スタートアップセレクション 楽曲パック vol.1」 特典2 楽曲パック「pop n music Lively スタートアップセレクション 楽曲パック vol.2」 特典3 楽曲パック「pop n music Lively スタートアップセレクション 楽曲パック vol.3」 特典4 Livelyチケット10枚(実質Livelyチケット30枚) 特典5 Lively限定のオリジナルe-amusement pass 関連用語 ポップンミュージック Lively コナステ pop n music 専用コントローラ コンパクトモデル ポップンコントローラ ポップンコントローラ2 アーケードスタイルコントローラー グッズ・書籍